電動機(モーター)とは

 

 私たちの生活に欠かすことのできない「モーター」

弊社では、産業用のモーターを中心にメンテナンスをおこなっています。

 

身のまわりのモーター

産業機械
・コンベア用モーター、ポンプ、コンプレッサー、攪拌機他
車載
・電気自動車、ハイブリッド車の駆動用モーター
・セルモーター
・スライドドア、電動シート、パワーウィンドウ、パワーステアリング他
家電製品
・エアコン、洗濯機、冷蔵庫、ミシン、オーディオ、BD・DVDプレイヤー、扇風機、換気扇他
携帯機器
・デジタルカメラ、ビデオカメラ、携帯電話他
OA機器
・プリンター、スキャナ、シュレッダー他

電動機の種類と用途

 電動機は、電気エネルギーを機械エネルギーに変換する回転機械です。
おおまかに分類すると以下のようになります。

電動機 モーター 種類

この中でも代表的なモーターのそれぞれの特色をご紹介します。

三相誘導電動機

エレベーター用モーター
(撮影協力:山口県宇部市)

電動機の軸受の種類と適用

 軸受には、すべり軸受(メタル)ところがり軸受(ベアリング)があります。

●すべり軸受は流体である油膜の滑り摩擦を利用したもので、
主に大容量電動機(写真は1050kW)に用いられます。
 ▶軸をを油膜(オイル)でささえています。

メタル軸受

・軸と軸受の隙間に薄い油膜を形成し、その滑り接触を利用した軸受で、寿命も長く、音も静かな特徴があります。
 軸受裏金の表面には柔らかくて摩擦係数の少ないホワイトメタル[Sn(スズ)・Pb(鉛)・Zn(亜鉛)などから構成される軟質金属]が使用されることが多いです。運転前には必ず油面計で軸受の油量を確認し、運転する必要があります。

●ころがり軸受はり接触を転がり接触に置き換えることによって、
軸受摩耗の低減を図った軸受で中小容量電動機に用いられます。
 ▶軸をベアリング内のボール、コロでささえています。

ベアリング

・転動体の形によって玉軸受(6***など)とコロ軸受(NU***など)に分類されます。

  玉軸受(ボールベアリング)
玉軸受(ボールベアリング)
コロ軸受(ローラーベアリング)
コロ軸受(ローラーベアリング)
負荷荷重
(許容荷重)
軌道面に点接触のため負荷能力は低い 軌道面に線接触しているため負荷能力は高い
特性 転がり抵抗が少ない
高速回転に適する
玉軸受より抵抗は大きい

 玉軸受は内輪と外輪の転動体としてボールを納め、ボールの転がり摩擦を利用した軸受です。
標準電動機に最も用いられます。

 コロ軸受は内輪と外輪の転動体としてコロを配置し、コロの線接触による転がり摩擦を利用した
軸受です。玉軸受より高荷重に耐えるので、中容量電動機や立形電動機の負荷側軸受として用いられることがあります。

 また潤滑法で分類すると、長期にわたってグリースの詰替え必要としない密封式(語尾にZZやLLBなど)と定期的にグリースを補給する開放式があります。

 標準電動機では37kW程度より小出力なモーターは密封式、
それ以上の出力のものは開放式(グリース注入タイプ)が採用される傾向です。